自動ハリス止め使い方
サルカンなどのハリス止めの使い方は、主に以下の手順で行います。
- 溝にハリスを引っ掛ける ハリス止めの金具にあるV字型の溝に、ハリスを滑り込ませます。
- 奥まで強く引き込む 作ったコブが金具にしっかり引っかかるまで、ハリスを溝の細い方(奥)へ強く引き込みます。
- 余った糸をカットする 軽く引っ張って抜けないことを確認し、余った糸を数ミリ残してカットします。
注意点
- 糸の太さ: ハリス止めのサイズに対して糸が細すぎると、コブを作っても抜けてしまうことがあります。対象魚や糸の号数に合ったサイズを選んでください。
- 傷の確認: ハリス止めの溝にバリ(金属のトゲ)があったり、何度も使い回して金属疲労が起きていると、ハリスが傷つき切れやすくなります。定期的に状態をチェックしてください。
- 自動ハリス止め: 自動ハリス止め(コブを作らずに摩擦だけで止めるタイプ)の場合でも、念のためコブを作っておくと大物がかかった際の安心感が増します。
自動ハリス止めの強度
強度テストをしたところ、44%の力で切れました。
強度が弱くて切れやすいですが、実は市販のサビキで8の字結びのタイプは40%の強度なのでそこまで弱いとも言えないかもしれません。
ハリス止めに引っかける際に斜めに取り付けると、3%位強度がアップします。
さらに、ラインの端をライターで焼きコブを作りそこに引っ掛けると48%まで強度がアップしました。
ドラグ設定を正しくすると切られる可能性は少なくなります。
フロロカーボンをサルカンに結ぶ場合、結束強度は60%~80%とバラつきがありますが、自動ハリス止めはバラつきがほとんどありませんでした。
ハリス止めのコブはなくてもOK
ハリス止めのコブは無くても大丈夫です。
元々コブの手前に引っかけるので、コブまで行くことがありません。
もしコブまで滑るという事は、上にもズレていく可能性があるので、すっぽ抜けの可能性があります。
固定できない場合は太い糸を使用するか、小さいハリス止めを使用しましょう。
ダイソーのタッカー針で自作
ダイソーのタッカー針を曲げて自作も可能ですが、錆びてきて強度が下がるので購入した方が早いと思います。
とりあえず試したいのであれば自作するのも手かもしれません。
ちなみにホチキスの針は強度が弱すぎるのでおすすめしません。
自作キス仕掛け(ハリス止め仕様)
キス釣りにおいて、ハリス止め(ビーズや自動ハリス止め)を使用した仕掛けは、針が飲み込まれた際やハリスが傷ついた際の交換が非常にスムーズになります。
1. 必要な材料
- モトス(幹糸): フロロカーボン 1.5号〜2.0号
- ハリス(枝糸): フロロカーボン 0.8号〜1.0号
- ハリス止めパーツ: 下記のいずれかを選択
- 自動ハリス止め: 金属製の極小タイプ(交換が最速)
- ハリス止めビーズ: 穴が十字に空いているタイプ(絡み防止に強い)
- 針: 競技用キス、秋田狐など 4号〜7号
- スナップ付スイベル: 天秤との接続用
2. ハリス止めの種類と特徴
| タイプ | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 金属製 自動ハリス止め | ハリスを挟むだけで固定でき、交換が最も簡単。 | 金属の重みで仕掛けが垂れ下がりやすい。 |
| 十字ビーズ(ハリス止め用) | 糸のヨレを軽減し、自然な餌の動きを演出できる。 | 結びコブを作る手間が少し増える。 |
3. 仕掛けの作成手順(ビーズ/パーツ使用時)
ステップ1:モトスの準備
- モトスを必要な長さ(全長1.5m〜2.0m程度)にカットする。
- 上端にスイベルを結び、天秤に連結できるようにする。
ステップ2:ハリス止めの固定(エダス間隔)
- モトスにハリス止めパーツを通す。
- エダスを出す位置(間隔は25cm〜30cmが標準)でパーツを固定する。
- ビーズの場合: ビーズの上下を「8の字結び」のコブで挟んで固定する。
- 自動ハリス止め(管付)の場合: 直結するか、エダスを出すための短い糸を介して結ぶ。
ステップ3:ハリス(針)の準備
- 針にハリスを結ぶ。長さは3cm〜5cmの短めに設定すると、感度が良くなり絡みにくくなる。
- ハリスの端に「8の字結び」でコブを作る(パーツから抜けないようにするため)。
ステップ4:接続
- ハリスのコブをハリス止めパーツに引っ掛ける、またはビーズの穴に通して固定する。
4. 自作のコツと注意点
- エダスの長さ: 自作の場合、エダスをあえて極短(2cm程度)にすると、キスの鋭いアタリがダイレクトに手元へ伝わります。
- 捨て糸: 一番下の針からオモリまでの距離(捨て糸)を長め(30cm以上)に取ると、底から少し浮いたキスを狙いやすくなります。
- ハリス止めの向き: 金属製のハリス止めを使う場合、V字の切れ込みが「下(オモリ側)」を向くように配置すると、魚が掛かった際に抜けにくくなります。
- 予備ハリスの用意: 現場での手返しを上げるため、あらかじめ針を結んだハリス(コブ付き)を「針巻き器」や「スポンジ」に巻いて20本程度準備しておくと効率的です。