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満月釣れる?大潮でも満月は釣れないと言われる理由

満月釣れる?大潮でも満月は釣れないと言われる理由

「大潮=釣れる」というイメージが強い一方で、「満月の大潮は釣れない」という話も多くあります。これには、魚の生態や環境の変化に基づいたいくつかの明確な理由があります。

なぜ満月の大潮が敬遠されることがあるのか、その理由を解説します。


1. 魚が散乱してしまう(明暗の喪失)

これが最大の理由です。

  • 新月の夜: 海は真っ暗なため、堤防の常夜灯などの「人工的な光」にプランクトンが集まり、それを追って小魚や大型魚が集結します(ポイントが絞りやすい)。
  • 満月の夜: 海全体が明るくなるため、魚が特定の光に集まる必要がなくなります。魚が広範囲に散ってしまい、釣り人のいる場所に集中しなくなるため、「魚はいるが、どこにいるか絞れない」という状況になります。

2. 「夜食」を済ませてしまう(朝マズメの食い渋り)

魚にとっても、満月の夜は視界が良く、エサを探しやすい絶好の狩りの時間です。

  • お腹がいっぱい: 魚が満月の明かりを利用して一晩中エサを食べてしまうため、釣り人が最も期待する「朝マズメ」の時間にはすでにお腹がいっぱいで、ルアーや仕掛けに見向きもしないという現象が起こります。

3. 警戒心が強くなる

  • 天敵に見つかりやすい: 月明かりで水中が明るいと、鳥や大型魚などの天敵からも見つかりやすくなります。そのため、特に警戒心の強い魚(クロダイやメバルなど)は、物陰に隠れたり、水深のある深い場所へ移動したりしてしまい、岸からの釣りが難しくなります。

4. 潮が動きすぎる(激流)

大潮は潮の干満差が最大になります。

  • 釣りにくい: ポイントによっては川のように潮が流れ、仕掛けが流されすぎたり、ルアーが浮き上がったりして、魚が食いつく「間」が作りにくくなります。
  • 魚の疲労: 魚も強すぎる流れを避け、エネルギーを消耗しないように岩影などでじっとしてしまうことがあります。

逆に「満月」が有利なターゲット

すべての釣りがダメなわけではありません。満月を好むターゲットもいます。

  • アオリイカ: イカは非常に目が良く、月明かりを頼りに捕食活動をします。エギングにおいては、満月の大潮は「一晩中チャンス」と言われるほどのボーナスタイムになることが多いです。
  • 夜の青物・タチウオ: 視覚でエサを追う魚は、月明かりがあることで夜間でもルアーを認識しやすくなり、ヒット率が上がることがあります。
  • バチ抜けシーバス・メバル

満月の大潮で釣るための戦略

もし満月の大潮に釣行する場合は、以下の対策が有効です。

  1. 「影」を狙う: 橋の下や岸壁の際など、月光が遮られている「暗い場所」に魚が潜んでいることが多いです。
  2. カラーを変える: 魚がルアーを視認しやすいため、派手な色よりも「ナチュラル系(リアルな魚の色)」や、シルエットがはっきり出る「黒系」が効くことがあります。
  3. 水深のある場所を狙う: 明るい表層を避け、少し深い層に落ちている魚を狙います。

結論として、 満月の大潮が釣れないと言われるのは、主に「魚が散ってしまうこと」と「夜間にエサを食べ終えてしまうこと」が原因です。ターゲットを絞り、狙い方を変えれば十分にチャンスはあります。

釣りの豆知識
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