PE1.2号 強度
PE1.2号の強度は、一般的に20lb〜25lb(約9kg〜11.3kg)程度が目安となります。
PEラインは製造方法(編み数)やメーカー独自の技術によって強度が変動するため、以下の構成要素と実践的な数値を参考にしてください。
製品タイプ別の強度目安
- 8本編み(高密度タイプ): 25lb前後(約11.3kg)
- 表面が滑らかで真円に近く、直線強度が安定して高い。
- 4本編み(標準タイプ): 20lb前後(約9kg)
- 1本1本の素糸が太いため耐摩耗性に優れるが、直線強度は8本編みに一歩譲る。
- ハイエンドモデル: 27lb以上(約12kg〜)
- 特殊なコーティングや原糸の改良により、1.2号という細さで1.5号クラスの強度を持つものもあります。
PE1.2号の標準的なリーダー目安
PE1.2号のラインに合わせるショックリーダーの目安は、20lb〜25lb(5号〜6号)が一般的です。
PE1号よりもパワーがあり、PE1.5号よりも飛距離を出したい時に使われる号数のため、その中間的な強度が基準となります。
- 強度: 20lb〜25lb
- 号数: 5号〜6号
- 用途: シーバス(大型河川・磯)、サーフ、ライトショアジギング、SLJ(スーパーライトジギング)
釣れる魚別のリーダー選択
- 大型シーバス(河川・干潟)
- 20lb(5号):遠投性能を維持しつつ、ランカーサイズにも対応できるバランス。
- サーフ(ヒラメ・青物)
- 20lb〜25lb(5号〜6号):砂による摩耗や、不意のブリクラスの回遊を想定した設定。
- ライトショアジギング(30〜50gのジグ)
- 25lb(6号):キャスト時の負荷(指への負担や高切れ防止)を考慮し、少し太めを選択。
- ロックフィッシュ(キジハタ・アイナメ)
- 20lb〜25lb:根に潜られないよう、PE1.2号の強度を活かして強引に引き剥がすための設定。
PEラインとショックリーダーのバランス フロロカーボン組み合わせ 太さ計算 号数選び方
リーダー素材の選び方
- フロロカーボン(推奨)
- 耐摩耗性が高く、感度も良いため、PE1.2号を使用する釣り全般に向いています。特に根周りやサーフの波打ち際ではフロロが安心です。
- ナイロン
- 冬場の大型シーバス狙いなど、ルアーを吸い込ませやすくしたい時や、バラシを減らしたい場合に有効です。
PEとリーダーの推奨ノット
- FGノット:このクラスの太さになると、ガイドへの干渉を防ぐためにもFGノットが必須です。
- EF10秒ノット:FGノットが結びにくい状況での高強度な代替案として有効です。
PE1.2号(約20〜25lb相当)の直線強度に対し、リーダーを20lb〜25lbに設定すると、メインラインの性能を最大限に引き出せるバランスの取れたシステムになります。
PE1.2号 下巻き 何号
推奨される下巻き糸の号数
ナイロン 1.5号 〜 2号
理由
- 段差の防止: PE 1.2号(直径 約0.185mm)に対して、ナイロン 1.5号(約0.205mm)や 2号(約0.235mm)は太さが近いため、メインラインとの結び目の段差が小さくなり、スプール面を平らに巻きやすくなります。
- 食い込み防止: 下巻きが太すぎると、PEラインが下巻きの隙間に食い込んでしまい、放出時にトラブルの原因となります。2号程度までであれば食い込みのリスクを最小限に抑えられます。
注意点
- 3号以上は避ける: 3号(約0.285mm)以上の太い糸を下巻きに使用すると、スプール表面がボコボコになりやすく、遠投性能や巻き心地に悪影響を与える可能性があります。
- 素材: 滑り止めとコストの観点から、フロロカーボンよりも安価でしなやかなナイロンラインが最適です。
おすすめのPE1.2号 300m
リンク
PEラインはシーガ―のPEが強度も安定しているのでおすすめです。
PE1.2号 釣れる魚
PE1.2号(強度:約20lb〜25lb)は、ソルトルアーゲームにおいて非常に汎用性が高く、ライトな釣りからややパワーを必要とする釣りまで幅広くカバーできる太さです。
このラインで狙える主なターゲットは以下の通りです。
1. ショア(岸・サーフ)からのターゲット
最も多用されるメインフィールドです。
- シーバス: 河川、港湾、磯など場所を問わず標準的に使えます。ランカーサイズ(80cm以上)や、障害物周りでの強引なやり取りにも対応可能です。
- フラットフィッシュ(ヒラメ・マゴチ): サーフ(砂浜)での標準的な太さです。40g程度のメタルジグやヘビーシンペンをフルキャストするのに適しています。
- 中型青物(イナダ・ワラサ、サゴシ): 3kg〜5kgクラスまでの青物であれば、ショアジギングで十分に勝負できます。
- ロックフィッシュ(キジハタ・アカハタ): 根掛かりのリスクがある場所でのハードロックフィッシュ狙いに最適。潜られないためのパワーがあります。
- 大型エギング: 3.5号以上のエギを使用し、キロオーバーの親イカを狙う際や、磯場でのエギングに使用されます。
2. オフショア(船)からのターゲット
ライトタックルを用いた釣りがメインとなります。
- マダイ(タイラバ・テンヤ): 深場や潮流が速いエリアでのタイラバにおいて、1.2号は安心感のある太さです。
- タチウオ(ジギング・テンヤ): 船からのタチウオ狙いの標準です。ドラゴンサイズ(指5本以上)でも余裕を持って浮かせられます。
- SLJ(スーパーライトジギング): イサキ、ハタ類、小〜中型青物など。1.2号は不意の大物(マダイや青物)が混じる場合に最も選ばれる号数です。
- 近海ジギング: 水深が浅めのエリアで、ブリの幼魚やサワラを狙うライトなジギングに適しています。
3. 釣り種別・適正のまとめ
| 釣り種 | 難易度・安心感 | ターゲットの目安サイズ |
|---|---|---|
| シーバス | 高い安心感 | 60cm 〜 90cm超 |
| サーフゲーム | 標準的 | ヒラメ 40cm 〜 70cm |
| ライトショアジギング | 標準的 | 青物 40cm 〜 70cm(約3kg〜5kg) |
| タイラバ | パワー重視 | 50cm 〜 80cm |
| ロックフィッシュ | 標準的 | 30cm 〜 50cm |
PE1.2号の強みと弱点
- 強み: 1号よりも粘り強く、1.5号よりも飛距離が出る「いいとこ取り」の号数です。不意の大物への対応力と、キャストの快適性を両立しています。
- 弱点: ライトゲーム(アジ・メバル)には太すぎて不向きです。また、10kgを超えるような本格的な青物を狙うには強度が不足します。