PEサルカン結び方最強のEFクリンチノットPEver

以前クリンチノットでフロロの結束強度100%の結び方を発見し紹介しましたが、今回はPEラインでもクリンチノットで100%の強度を出すことができたので紹介します。

EFクリンチノットPEverの結び方

この結び方は特殊なので動画を見て頂いた方が早いと思いますが、軽く流れを紹介します。

  1. PEラインにサルカンやスナップを通して折り返します。
  2. 折り返した輪の部分に指を入れて30回ねじります。
  3. 端糸を輪に通し、ねじれ部分を濡らして熱のダメージを防止します。
  4. 軽くサルカンを引っ張っぱって締め込んだら、ねじれ部分をサルカン側に移動させます。
  5. 4を交互に行い、最後は爪で強く締め込みます。
  6. 余ったPEをカットして完了です。

最強のPEサルカン結び方は他にもある

前にご紹介したEFビミニノットやイモムシノットも回数倍に増やすことで100%可能です。
ただし、イモムシノットのハーフヒッチは回数を増やすと大変なので、違うノットが良いと思います。

EFビミニノット

サルカンの場合はサルカン自体が回転する為、道具が必要になります。
カラビナを使った方法で早く結束が可能です。
下が12回で折り返して上が10回で88%の結束強度になりました。
合計を40回にすると100%近い結束強度になると思います。

イモムシノット

12回で86%の結束強度になりました。
30回で100%近い結束強度になると思います。

ハングマンズノットとパロマーノットは55%の結束強度

ハングマンズノットとパロマーノットは55%の結束強度になります。
この結び方はPE結束強度の半分程度なので、キャスト時に高切れする可能性が高くなります。

PE直結の場合はドラグ設定を1/4にするのがおすすめ

PEラインはナイロンやフロロカーボンと比較して伸度が極めて低く、素材自体のクッション性能がほぼゼロに等しい特性を持っています。

  • リーダーがある場合: ショックリーダーが「バネ」の役割を果たし、急激な負荷(フッキングや突っ込み)を吸収します。
  • 直結の場合: 衝撃が緩和されずに、そのまま結び目(ノット)やロッド、リールのギアへと伝わります。 この「遊び」がない状態では、瞬間的な負荷がラインの強度を容易に上回るため、1/4(25%)という余裕を持った設定がセーフティネットとして機能します。

PE直結のメリット

PEラインをリーダーなしで直結(ダイレクトコンタクト)して運用する場合のメリットについて、その物理的・構造的特性から以下の4つの観点で詳細に分析します。

1. 感度の最大化(情報のダイレクト伝達)

PEラインの最大の特徴である「低伸度」を、最も純粋な形で活用できる点が最大のメリットです。

  • 振動減衰の抑制: リーダー(ナイロンやフロロカーボン)は、その素材特性から高周波な振動を吸収・減衰させる性質があります。直結にすることで、ルアーの細かな動きや、魚が触れただけの微かな違和感、ボトムの質感が減衰されることなく、手元へダイレクトに伝わります。
  • レスポンスの向上: 伸びが存在しないため、アングラーの入力(ロッドワーク)が瞬時にルアーへ伝わり、キレのあるアクションを演出しやすくなります。

2. トラブルリスクの低減とキャスト性能

ノット(結び目)という物理的な「段差」が減少することによる運用上の利点です。

  • ガイド干渉の解消: リーダーとの結束部(FGノット等)がガイドを叩く際の摩擦抵抗や、小径ガイドへの引っ掛かり、それに起因するライントラブル(エアノット等)を物理的に排除できます。
  • 飛距離の安定化: キャスト時のライン放出がスムーズになり、特に軽量ルアーを使用する際や、ガイド径の小さなタックルにおいて、より安定した飛距離を得ることが可能です。

3. システムの簡略化と効率性

実戦における時間的・精神的なコストパフォーマンスの向上です。

  • 現場復旧の速さ: 根掛かりや高切れが発生した際、複雑な摩擦系ノットを組み直す必要がなく、サルカンやルアーへの直結のみで即座に釣りを再開できます。時合(チャンスタイム)を逃さないという点では、非常に強力なアドバンテージとなります。
  • 結束精度の安定: 摩擦系ノットは習熟度や環境(風・暗所)によって強度にムラが出やすいですが、単一素材の直結ノットは構造が単純なため、常に安定した強度を出しやすくなります。

4. 浮力と水切れの活用

PEライン固有の比重を活かしたアプローチが可能になります。

  • レンジキープ力の向上: リーダー(特に高比重なフロロカーボン)の重さに引かれることがないため、トップウォータープラグの操作や、超軽量ジグヘッドを極浅いレンジで引くといった、PEの浮力を活かした攻略において操作性が向上します。
  • 水切れによるフォールスピード: 直径が均一なラインのみが水中にあるため、リーダーとの継ぎ目による水抵抗が発生せず、バーチカルな釣りではフォールがよりスムーズになります。
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