PE直結強度 パロマーノット ハングマンズノット
パロマーノットやハングマンズノットは、釣りで非常に広く使用されている信頼性の高い結び方で、特にルアーやフック、サルカンなどをラインに結びつける際に優れた強度を発揮します。
パロマーノットの強度はナイロンの場合100%近い強度ですが、フロロカーボンになると61%~90%の強度になります。
2重のライン部分が重なると61%と低い強度になります。
PE直結の場合はパロマーノットは56%と弱いのでおすすめできません。
| 4号16lb | ナイロン | フロロカーボン | PE直結 | 結ぶ時間 |
| EFクリンチノット | 100% | 100% | 90% | 40秒 |
| EFビミニノット | 100% | 100% | 90% | 55分 |
| イモムシノット | 100% | 100% | 90% | 1分20秒 |
| パロマーノット | 100% | 61%~90% | 56% | 30秒 |
| ハングマンズノット | 95% | 65%~85% | 62% | 25秒 |
パロマーノット (Palomar Knot)
PEラインを金具(スナップやフック)に直結する際、最も信頼性が高く、かつ簡単な結び方です。
特徴
- 強度: 結束強度が非常に高く、PEラインの性能を引き出しやすい。
- 難易度: 非常に簡単で、夜間や強風時でもミスが少ない。
- 欠点: 結び目を作る際にルアーやフックを輪の中にくぐらせる必要があるため、大きなルアーには不向き。
結び方の手順
- ラインを二重(ダブルライン)にして、スナップのアイ(穴)に通す。
- 二重にしたまま、メインラインを束ねて「止め結び(オーバーハンドノット)」を作る。この時、まだ締め込まない。
- できた輪の中に、スナップ本体をくぐらせる。
- ラインが重ならないよう注意しながら、ゆっくりと締め込む。
- 余った端糸をカットする。
ハングマンズノット (Hangman’s Knot)
ユニノットに似ていますが、より強固に締め込まれる構造で、滑りやすいPEラインに適しています。
特徴
- 強度: 巻き付け回数を増やすことで、PEラインの滑りを防止できる。
- 難易度: 標準的。輪の中で巻き付ける動作が必要。
- 欠点: 締め込み時に摩擦熱が発生しやすいため、必ず湿らせてからゆっくり締める必要がある。
結び方の手順
- スナップのアイにラインを通し、折り返して並行にする。
- 先端側のラインで大きな輪を作り、メインラインと先端の2本をまとめて輪の中に巻き付けていく。
- PEラインの場合、滑り防止のため7回〜10回は巻き付ける。
- 先端を引いて形を整える。
- メインラインをゆっくり引き、結び目をアイまで移動させて完全に締め込む。
- 余った端糸をカットする。
PE直結における注意点
PEラインは表面が非常に滑らかで、摩擦係数が低いため、以下の点に注意してください。
- 巻き付け回数: 通常のナイロン・フロロカーボンよりも多めに設定する(ハングマンズノットの場合)。
- 締め込み時の湿潤: 摩擦熱による強度低下を防ぐため、唾液や水で結び目を濡らしてから締め込む。
- ハーフヒッチの追加: 結び目の後に、端糸でメインラインに対して数回ハーフヒッチ(交互編み)を追加すると、より抜けにくく安定する。
推奨:
迷った場合は、構造がシンプルで抜けにくいパロマーノットを推奨します。
