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FGノットの編み込み回数と強度は何回が良い?すっぽ抜け 焼きコブいらない ハーフヒッチの回数

FGノットの編み込み回数と強度は何回が良い?

何かで編み込み回数は16回が一番良いと見てから、今まで16回+エンドノットのみで組んでいました。
今回はPE0.8号に色んな太さのフロロリーダーでFGノットの編み込み回数は何回が良いのかを検証しました。

FGノットPE0.8号
5.5kg
編み込み13回編み込み16回編み込み20回編み込み25回編み込み30回編み込み35回
フロロ2.5号10lb(4.536kg)1回目2.8kg4.5kg4.5(フロロ限界切断)4.5(フロロ限界切断)4.4(フロロ限界切断)4.8(フロロ限界切断)
2回目2.3kg4.3kg
3回目2.5kg4.3kg
フロロ3号12lb(5.443kg)1回目3.1kg4.5kg4.7kg5.1kg4.9kg4.2kg
2回目2.9kg4.3kg4.5kg5.0kg5.0kg4.0kg
3回目3.0kg4.5kg4.5kg5.2kg5.1kg4.1kg
4回目4.4kg4.0kg4.6kg4.4kg
フロロ4号16lb(7.257kg)1回目3.3kg4.4kg4.8kg4.7kg4.7kg4.4kg
2回目3.1kg4.2kg4.6kg5.0kg4.6kg4.3kg
3回目2.8kg4.5kg5.0kg4.5kg4.4kg3.9kg
4回目4.8kg4.9kg4.9kg4.6kg
フロロ5号20lb(9.072kg)1回目3.6kg4.7kg4.7kg5.1kg5.6kg4.3kg
2回目3.5kg4.5kg4.9kg5.2kg5.0kg4.1kg
3回目3.8kg4.7kg4.8kg5.0kg5.3kg4.5kg
フロロ8号28lb(12.701kgkg)1回目4.3kg5.3kg5.0kg4.4kg

編み込み回数16回では足りず すっぽ抜けも発生

20回以下では少なく、35回は多すぎて締め込みが甘くなり強度低下になっています。
今まで16回だけだったので少し強度が下がっていた事が判明しました。
また、ある程度締め込むとすっぽ抜けが起きる場合もありました。

編み込み回数+本線と一緒にハーフヒッチを含めて25回位にするのが、一番強度を出す回数だと思いました。

PE本線とリーダーにハーフヒッチも編み込み1回と同じ

本線と一緒に強くハーフヒッチ1回した場合、編み込み回数1回と大体同じ強度上昇になりました。
PEラインへのハーフヒッチは強度変化がありませんでした。

FGノットは編み込み25回+ハーフヒッチ5回~10回がおすすめ

FGノットにおいて「編み込み25回(往復12〜13セット相当)+ハーフヒッチ5〜10回」という設定は、摩擦強度の確保と作業効率のバランスが非常に取れた、推奨される目安の一つです。

この回数設定の技術的な意義と、さらに強度を高めるためのポイントを整理します。

編み込み25回の意義

  • 摩擦面積の確保: PEラインとリーダーの接地面(摩擦面)を十分に確保するために、20〜25回程度の編み込みは不可欠です。これより少ないと、大物とのファイト中に滑り(スッポ抜け)が発生するリスクが高まります。
  • 剛性のバランス: 回数を増やしすぎるとノット部分が長くなり、キャスト時にガイドと干渉しやすくなったり、ノット自体が硬くなりすぎて破断の原因になることがあります。25回前後は、その「しなやかさ」と「強さ」の限界点に近い理想的な数値です。

ハーフヒッチ5〜10回の役割

  • 編み込みの仮止め: 本締め(締め込み)を行う前に、編み込んだPEラインが緩まないように固定する役割があります。
  • リーダーの保護: PEラインが直接リーダーの切り口に干渉するのを防ぐクッションの役割も果たします。
  • 交互に行う: 5〜10回行う際は、上側と下側から交互に編む「交互ハーフヒッチ」にすることで、ノットが曲がらず直線的に仕上がります。

さらに強度と安定性を高めるためのコツ

  1. 最も重要なのは「締め込み」:
    回数以上に重要なのが、編み込み直後の「本締め」です。PEラインとリーダーの両端を強く引き、PEの色が変わり、リーダーに食い込んで透明感が出るまで締め込む必要があります。この工程が不十分だと、何回編み込んでも強度は出ません。
  2. リーダー単体へのハーフヒッチ:
    PEとリーダーを一緒に束ねてハーフヒッチをした後、さらに「リーダー単体」に対して数回ハーフヒッチを追加すると、リーダーの端面(カットした部分)がガイドに引っかかるのを防ぐスロープ状の形状が作れます。
  3. エンドノット(最後の一工夫):
    最後はハーフヒッチを2重に通す「エンドノット(ユニノット等)」で締めくくると、使用中にハーフヒッチが解けてくるトラブルを完全に防げます。

推奨される構成例

  • 編み込み: 20〜25回(PEをリーダーに交互に巻き付ける)
  • 本締め: 摩擦熱に注意しながら、水や唾液で湿らせて60%の強度で締め込む
  • ハーフヒッチ(PEとリーダー両方を巻き込む): 5〜8回(交互)
  • ハーフヒッチ(PE単体/リーダーのヒゲを隠す): 3〜5回
  • エンドノット: 1回(2回通して締める)

25回編み込んでもFGノットですっぽ抜ける原因

25回編み込んでもFGノットですっぽ抜けが起きる場合は締め込みが甘いか、ハーフヒッチの締め込み不足が原因でほつれてきてすっぽ抜けが発生します。
必ず締め込みはライン強度の60%位の力で締め込みするようにしましょう。
25回編み込み+ハーフヒッチをして、60%の力で正しく結ぶ事が出来れば、大型青物以外は焼きコブが無くてもほつれる事はありません。

1. 編み込み時のテンション不足

FGノットは、PEラインがリーダーに食い込むことで生じる摩擦力で保持されます。編み込み回数も重要ですが(交互に巻きつける工程)の際にPEラインに十分なテンションがかかっていないと、リーダーへの食い込みが浅くなり、負荷がかかった際に簡単に滑り抜けてしまいます。

  • 対策: PEラインを指や器具でしっかり張り、リーダーに「密」に巻き付くように意識する。

2. 締め込み(本締め)の不足

編み込みが終わった後、PEラインの本線とリーダーの両端を強く引き合って締め込む工程が最も重要です。このとき、摩擦熱を防ぐためにノットを湿らせ、PEラインの色が変わり(透明感が出る、または色が濃くなる)、リーダーに完全に固着するまで強く締め込む必要があります。

  • 対策: 締め込み前後でノットの「色」が変わったか確認する。素手では限界があるため、グローブや「ノットアシスト」等の器具を使用して確実に締め込む。

3. ハーフヒッチの精度と回数

締め込み後の「ハーフヒッチ(半結び)」は、編み込んだ部分が緩まないように固定する役割があります。

  • 仮止め: 編み込み直後の最初の数回のハーフヒッチが緩いと、そこから編み込みが解けてしまいます。
  • 交互編み: 上・下・上・下と交互にハーフヒッチを行わないと、結び目が螺旋状に歪んでしまいますが、強度は変わりません。
  • 回数: 少なくとも10回以上(交互に)行い、最後はエンドノットで確実に止める必要があります。

4. リーダーとPEラインの号数バランス

PEラインに対してリーダーが極端に太すぎる、あるいは細すぎる場合、摩擦が均一にかからず、すっぽ抜けやすくなります。

  • 対策: 使用するタックルバランスが適切か再確認する。特に細糸の場合は、編み込み回数を増やすなどの調整が必要。

5. 摩擦熱によるラインの損傷

締め込みの際に乾燥した状態で急激に力を入れると、摩擦熱でPEラインやリーダーがダメージを受け、強度が著しく低下します。これは「すっぽ抜け」だけでなく、結び目付近での「高切れ」の原因にもなります。

  • 対策: 締め込む前に必ず唾液や水でノット部分を湿らせる。

6. リーダーの端の処理不足

最後にカットしたリーダーの端(焼きコブ)を作っていない、あるいはコブが小さすぎると、万が一ノットが滑り始めたときにストッパーが効かず、そのまま抜けてしまいます。

  • 対策: リーダーの末端を数ミリ残してカットし、ライターで炙って小さな「焼きコブ」を作る(PEラインを焼かないよう注意)。

7. ガイドとの干渉

キャストの際、ノットがガイドに激しく当たることで、少しずつ結び目が緩んだり、ハーフヒッチが解けたりすることがあります。

  • 対策: ノットをできるだけガイドの外に出した状態でキャストするか、ノットをより細く、滑らかに仕上げる。

FGノット 焼きコブ いらない

FGノットにおいて、リーダー末端の「焼きコブ」は理論上必須ではありません。編み込み回数を25回以上してから締め込みを完璧に結束できていれば、摩擦力だけで十分な強度が発揮されます。

焼きコブを「いらない」とする理由と、その場合に守るべき条件を解説します。

1. 焼きコブを作らないメリット

  • ラインへのダメージ回避: ライターの火を近づける際、誤ってPEラインを熱で弱らせるリスクがなくなります。
  • ガイド抜けの向上: 焼きコブによる段差がなくなるため、キャスト時のガイド抵抗が減り、糸抜けがスムーズになります。
  • 結び目のスリム化: 全体がよりコンパクトになり、ゴミが掛かりにくくなります。

2. 焼きコブなしで強度を保つ条件

焼きコブを作らない場合は、以下の工程をより完璧に行う必要があります。

  • 完全な締め込み(色変わり):
    PEラインがリーダーに深く食い込み、色が透明っぽく変わるまで確実に締め込む必要があります。摩擦力のみで保持するため、ここでの食い込みが甘いと100%すっぽ抜けます。
  • エンドノット(止め結び)の徹底:
    ハーフヒッチを編み込んだ後、最後を「エンドノット(2重、3重のハーフヒッチ)」で強固に固定します。これにより、編み込み部分が緩むのを物理的に防ぎます。
  • リゾットフィニッシュの採用:
    焼きコブを作らないアングラーの多くは、ハーフヒッチの終わりに「リゾットフィニッシュ(PEラインの本線とリーダー端をまとめて数回くぐらせて締める手法)」を行い、末端が絶対に緩まないように処理しています。

3. 「焼きコブ」はあくまで保険

焼きコブは、結びが甘かった際の「最終的なストッパー」としての役割に過ぎません。

  • 滑り出したら終わり: 本来、焼きコブまでノットが滑ってきた時点で、PEラインの編み込みは緩んでおり、強度は大幅に低下しています。焼きコブで止まったとしても、その後の負荷で破断する可能性が高いです。
  • 結論: 焼きコブを「作らない」という選択は、自分の結束精度に対する自信の裏返しでもあります。

まとめ

  • 不要派: ガイド抜け重視、結束精度に自信がある、PEへの熱ダメージを嫌う。
  • 必要派: 万が一のすっぽ抜けに対する精神的な安心感が欲しい(保険)。

もし焼きコブを廃止するのであれば、締め込み後のハーフヒッチの回数を増やし、最後にリゾットフィニッシュ等で強固にエンド処理することを推奨します。

FGノット
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