FGノットとSCノットは、どちらもPEラインとリーダーを接続するための「摩擦系ノット」ですが、構造や難易度に大きな違いがあります。
早くて強いEF10秒ノット・難しいが強度が高いFGノット

EF10秒ノットは約10秒で結べて細糸でもすっぽ抜けなく80%~95%の強度になります。
FGノットは習得まで難しいですが、太いPEラインでも結束強度が85%~95%でガイド抜けも良くハーフヒッチのテンションも極めると100%も可能です。
SCノットは70%~100%で、太いリーダーでは100%が出る事がありますが、細いリーダーでは結束強度が出にくくすっぽ抜けが多発します。
ハーフヒッチを極めると強度の底上げが可能ですが、時間をかけれる場合はFGノットの方がガイド抜けも良いのでメリットがありません。
時合の時やFGノットが結べない方は「EF10秒ノット」
時間がある場合、1.5号以上のPEラインの場合は「FGノット」がおすすめです。
FGノット (FG Knot)
摩擦系ノットの代表格であり、最も普及している結び方です。
- 特徴: PEラインをリーダーに交互に編み込み、ハーフヒッチで固定します。
- メリット:
- 結束強度が非常に高い: 正しく結べば直線強度の100%に近い強度が出ます。
- 結び目が最も細い: ガイド抜けが抜群に良く、キャスティングゲームに最適です。
- デメリット:
- 習得が難しい: 安定した強度を出すには練習が必要です。
- 現場での結束が困難: 強風時や船の上など、足場が不安定な場所では結びにくいです。
SCノット (SC Knot)
FGノットの弱点である「結びにくさ」を解消するために考案された、スピード重視のノットです。
- 特徴: リーダーを軸にしてPEラインを巻き付け、その中にリーダーを通す構造です(FGノットの変形版に近い)。
- メリット:
- 圧倒的に早い: 慣れればFGノットの半分以下の時間で結べます。
- 道具が不要: 指だけで簡単にテンションをかけながら結べます。
- 高強度: FGノットに匹敵する強度があり、実釣において十分な信頼性があります。
- デメリット:
- 結び目がやや太くなる: FGノットと比較すると、巻き付け部分が重なるため、わずかにボリュームが出ます。
- 巻き数の調整が必要: 細いリーダーの場合はスッポ抜けの原因になります。
EF10秒ノット
SCノット・FGノットに匹敵する強さを持つノットで、早ければ10秒で組むことができます。
- メリット:
- 圧倒的に早い: 一番早く10秒の時間で結べます。
- 道具が不要: 指だけで簡単にテンションをかけながら結べます。
- 高強度: FGノットに匹敵する強度があり、実釣において十分な信頼性があります。
- デメリット:
- 結び目がやや太くなる: FGノットと比較すると、巻き付け部分が重なるため、わずかにボリュームが出ます。:
比較まとめ
| 項目 | FGノット | SCノット | EF10秒ノット |
|---|---|---|---|
| 強度 | 非常に高い | 高い(FGに近い) | 高い(FGに近い) |
| 結び目の細さ | 極めて細い | 細い | やや太い |
| 難易度 | 高い | 低い | 低い |
| 結束スピード | 遅い | 早い | 最速 |
| 向いているシーン | キャスティング、大物狙い | 太いリーダーが使える根掛かりしにくい場所 | 現場でのリカバリー、時合 |
使い分けの目安:
- 家で準備する場合や、ガイド抜けを最優先したい場合は FGノット。
- 釣り場で素早く結び直したい場合や、FGノットが苦手な場合は EF10秒ノットやSCノット。




