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FGノットは電動で結べる?アシストノットツールいらない?道具

FGノットは電動の道具で結べる?

FGノットを電動で作成する事ができれば楽ですが、FGノットは電動の道具では結ぶ事ができません。
アシストノットツールは販売されています。特に風の強い船上や、指先が冷える冬場の釣りにおいて、素早く確実にノットを組むための非常に便利なアイテムです。

電動で編み込む事ができるのは「PRノット」「MIDノット」のような結びであれば結ぶ事が可能です。

1. 代表的なアシストツール:ノットアシスト 2.0(第一精工)

最も有名なのが第一精工の「ノットアシスト 2.0」のFGノットを結べる道具です。

  • 仕組み: カーボン製のパーツでPEラインをピンと張った状態(テンションをかけた状態)に固定できます。
  • メリット: 両手が自由になるため、リーダーをPEに巻きつける作業が圧倒的に楽になります。
  • 特徴: 折りたたみ式でコンパクト。電池が不要なため、船上でも故障の心配がなく一生モノとして使えます。

2. アシストツールを使うメリット

  • 編み込みの密着度: PEラインを強く張ったままリーダーを編み込めるため、手だけで組むよりも編み目が詰まり、スッポ抜けが激減します。
  • ハーフヒッチが綺麗: 締め込みの際もラインを固定できるため、最後の仕上げ(ハーフヒッチ)がズレることなく均一に巻けます。
  • 指の保護: 力を入れて締め込む際に、ラインで指を切るリスクを軽減できます。

4. アシストツールを使ったFGノットのコツ

  1. PEの固定: 最初にPEラインをツールに巻きつける際、滑らないようにしっかり固定するのが最大のポイントです。
  2. リーダーの通し方: リーダーを上下交互に通す際、常に一定の力をかけて編み目を揃えます。
  3. 最後は必ず手で増し締め: ツールから外した後、リーダーとPEの両端を持って強く引き、編み目の色が透明(色が濃く変わる)になるまでしっかり締め込むことが不可欠です。

ノットアシストいらない?

ノットアシストなどの道具を使わずに、FGノットを手作業のみで高強度なラインシステムを構築することは、現場での機動力やトラブル対応力を高める上で非常に合理的です。

ツールに頼らず、安定した結束強度を出すための論理的なアプローチと、手巻きで完結させるための技術的ポイントを整理します。

1. 手巻き(ノーツール)を選択するメリットと論理的背景

ツールを使用しない最大の利点は「指先の感覚(タクタイル・フィードバック)」にあります。

  • 締め込みの微調整: ツールを介さないことで、PEラインがリーダーに食い込む際の抵抗感や、摩擦熱の発生具合を直接感知でき、過剰な負荷によるラインの破断を防げます。
  • 状況適応力: 揺れる船上や強風下、極寒期など、ツールを取り出すこと自体がリスクになる状況でも、手順を簡略化した手巻き技術があれば即座に復旧可能です。
  • システムのスリム化: 結び目の大きさや端糸の処理を、ガイド径や釣法に合わせてその場で微調整しやすくなります。

2. ツールなしで完結する推奨ノットとその特性

手巻きでの再現性が高く、強度が安定するノットを比較検討します。

  • SCノット:
    • 構造: リーダーを芯にしてPEを巻き付けていく構造。
    • 利点: ツールなしでもPEの巻き付けテンションを一定に保ちやすく、ハーフヒッチの回数で強度を調整可能。特に「指にPEを数回巻き付けてテンションをかける」手法との相性が抜群です。
  • EF10秒ノット / 摩擦系簡易ノット:
    • 構造: 交差させたラインを編み込まずに、摩擦力のみで保持する形式。
    • 利点: 工程が極めてシンプルで、手作業による「編み込みの乱れ」が発生しにくい。時合(じあい)などのスピードが求められる場面で圧倒的に有利です。
  • 手巻きFGノット(口・指固定法):
    • 構造: PEを口や足、リールに固定してテンションを張り、リーダーを交互に編み込む。
    • ポイント: ツールがない分、PEの「張り」をいかに維持するかが鍵となります。編み込み時の角度を一定(約40〜60度)に保つことで、食い込みの均一化が図れます。

3. 強度を安定させるための「手技」の最適化

ツールを使わない場合、以下の3点が強度低下を防ぐクリティカルな要因となります。

  • テンション管理の固定化:
    PEラインを小指に数回巻き付ける、あるいはリールから出たラインを膝で挟むなど、自分なりの「固定ポイント」をルーチン化することで、編み込みのピッチを均一にします。
  • 摩擦熱への対策:
    手巻きはツールよりも締め込み速度が速くなりがちなため、唾液や水で十分に湿らせることが不可欠です。PEが白濁(熱ダメージ)するのを防ぐため、段階的に(仮締め→本締め)荷重をかけるのが論理的です。
  • エンド処理の多重化:
    ツールの精密な編み込みを補うため、ハーフヒッチの最初の数回を「上下交互」ではなく「同方向」に数回行い、その後に交互に行うことで、結び目の緩みを物理的にロックします。

結論としての運用案

ノットアシストを使わない運用では、「EF10秒ノット」を基本軸とし、ガイド抜けを良くしたり強度を出したい状況では「手巻きFG」、と、状況に応じて「摩擦の稼ぎ方」を使い分けるのが最も実戦的です。

ツールの介在を排することで、ラインの状態を指先で検知し、その場で最適な締め込み加減を決定できる「感覚の鋭敏化」こそが、ノーツール運用の本質的な強みとなります。

ラインツイスター

ラインツイスターは、釣りにおいてPEラインとショックリーダーを結束する「MIDノット」などを、簡単かつ確実に作成するための道具です。特に、指先での作業が難しい屋外や、摩擦系ノットの習得が難しい初心者にとって非常に便利なアイテムですがFGノットはできません。

主な特徴

  • 安定した強度: 手作業ではムラが出やすい編み込みの工程を機械的・構造的に補助するため、誰が作っても高い結束強度を維持できます。
  • 時短: 慣れれば数十秒から数分で強固なノットを完成させることが可能です。
  • 電動と手動:
    • 電動タイプ: モーターの回転を利用してPEラインをリーダーに巻き付けていくタイプ(ハピソンなどが有名)。
    • 手動タイプ: テンションを維持する機構を備え、手動で編み込みをサポートするタイプ。

代表的な製品

  1. Hapyson(ハピソン) ラインツイスター YH-716P / YH-717P
    • 最も普及している電動モデルです。
    • YH-716P はスピードコントロールが可能で、細糸から太糸まで対応します。
    • YH-717P は薄型のポケットサイズです。

メリット

  • 強風時やかじかんだ手でも作業しやすい。
  • 編み込みのピッチ(間隔)が均一になり、ガイド抜けが良くなる。
  • 締め込み不足によるスッポ抜けのリスクを軽減できる。

注意点

  • 電池切れ: 電動タイプは電池(単4や単3)が必要なため、予備の用意や電池残量の確認が不可欠です。
  • 仕上げは手動: 編み込みまではツールが行いますが、その後の「ハーフヒッチ」や「本締め」は自分で行う必要があります。

PRノット(ボビンノット)

電動ではなくボビンで巻き付けるPRノットは、最強クラスの結束強度を誇る「PRノット」を作成するための専用ツールです。遠心力を利用してPEラインをリーダーに高密度で巻き付けます。

主な特徴

  • 圧倒的な結束強度: 摩擦系ノットの中でも強度が安定しており、正しく施工すればライン自体の強度をほぼ100%引き出すことができます。
  • スムーズなガイド抜け: 編み込み部分が非常にスリムで均一に仕上がるため、キャスティング時のガイド抵抗が少なく、トラブルを軽減できます。
  • 重量調整が可能: 多くのモデルでウェイト(重り)を調整できるようになっており、使用するラインの太さに合わせて最適なテンションをかけることができます。

仕組みと使い方

  1. ボビンの内部にあるスプールにPEラインを巻き付けます。
  2. ボビンから出たPEラインを先端のパイプに通します。
  3. リーダーに対してボビンを勢いよく回転させ、遠心力によってリーダーにPEラインを隙間なく巻き付けていきます(往復させるのが一般的)。
  4. 最後は手動でハーフヒッチを行い、エンドノットで仕上げます。

代表的な製品

  1. SHIMANO(シマノ) ボビンワインダー TH-201M / TH-202M
    • ドラグ調整機構が優秀で、一定のテンションを保ちやすい定番モデルです。
    • ヘビータイプ(ライトジギング〜大物)とライトタイプ(一つテンヤ〜タイラバ)があります。
  2. Shout!(シャウト) ボビンノッター
    • PRノットの普及に大きく貢献したモデルで、堅牢な作りが特徴です。
  3. MC Works’(MCワークス) PRボビン
    • キャスティングゲームにこだわるアングラーから支持される、高精度なツールです。

メリットとデメリット

  • メリット
    • ジギングやGT、マグロなどの大型魚を狙う際、最も信頼されるノットが組める。
    • 慣れるとFGノットよりも短時間で、かつ誰がやっても同じ強度で作成できる。
  • デメリット
    • ツール自体が重く、金属製のため、船上で落としたりロッドに当てたりすると破損の原因になる。
    • 適切なドラグ(テンション)設定を覚えるまで、練習が必要。

使用シーン

主にジギングやキャスティングなど、PE 2号以上の比較的太いラインを使用する釣りに最適です。特に、リーダーが100lbを超えるような超大物狙いでは、FGノットよりもPRノットボビンによる結束が推奨されます。

FGノット
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