クリンチノット
クリンチノットは、釣り糸(ライン)を針(フック)やルアー、スイベルなどに結び付けるための最も基本的で汎用性の高い結び方の一つです。
簡単で強度はパロマーノットやハングズマンノットと同じ位最強ですが、太いラインの場合は摩擦力が欠点となり結びにくくなります。
特徴
- 難易度: 低い(初心者でも習得が容易)
- 用途: ナイロンラインやフロロカーボンラインの結束に適している
- 強度: 適切に結べば実用十分な強度があるが、太いラインには不向き
結び方の手順
- ラインを通す: 針の穴(アイ)にラインの先端を通し、15cmほど余裕を持たせる。
- 巻き付ける: 通した先端(枝糸)を、本線に対して5回ほど螺旋状に巻き付ける。
- 輪に通す: 巻き終えた先端を、針の穴のすぐそばにできた小さな隙間(輪)の中に通す。
- 輪に通す: さらに「新しくできた大きな輪」の中に先端を折り返して通す。
- 締め込む: 結び目を水や唾液で湿らせてから、本線をゆっくりと引いて締め込む。余った先端をカットして完成。
ダブルクリンチノット
ダブルクリンチノットは、針の穴(アイ)にラインを2回通すことで、結束部の摩擦抵抗を増やし、ライン抜けや破断を防ぎます。
特徴
- 強度: 通常のクリンチノットと同じく、滑りやすいラインでも抜けにくい。
- 用途: ルアー、スイベル、フックの結束。特に大物狙いや、細いラインを使用する際に有効。
- 注意点: アイに2回ラインを通すため、アイが極端に小さい針には向きません。
結び方の手順
- 2回通す: 針の穴(アイ)にラインの先端を2回通し、小さな輪(ダブルループ)を作る。このとき、輪を指で押さえておくと作業がしやすい。
- 巻き付ける: 先端(枝糸)を本線に対して5回〜7回ほど巻き付ける。
- 2つの輪に通す: 手順1で作った「2重になっている輪」の中に、ラインの先端を通す。
- 締め込む: 結び目を水や唾液で湿らせ、本線をゆっくりと引いて締め込む。
- 仕上げ: 形を整え、余分なラインをカットして完成。
結ぶ際のコツ
- 湿らせる: 締め込む際の摩擦熱でラインが弱くなるのを防ぐため、必ず湿らせてからゆっくり締めてください。
- 巻き数: 4〜5回で結び目が綺麗に仕上がります。

