釣りの「キングノット」は、村田基さんが考案・提唱したことで知られる、非常に結束強度が高いライン結節法です。
主にPEラインとリーダーを接続する際に用いられ、その名の通り「王様」級の強度を誇ります。
キングノットの特徴
- 驚異的な強度(結束強度100%に近い)
多くのノットは結び目でラインの強度が落ちますが、キングノットは正しく結べば元のラインの強度をほぼそのまま発揮できるとされています。 - リーダーが2重になる構造
結び目の核心部分でリーダーを2重(折り返し)にしているため、細いPEラインがリーダーに食い込んで破断するのを防いでいます。 - FGノットよりも簡単、トリプルエイトより強い
最強と言われる「FGノット」よりも工程がシンプルで覚えやすく、かつ「トリプルエイトノット」よりもはるかに強度が上です。
結び方の概要(PEとリーダーの場合)
少し複雑に聞こえるかもしれませんが、基本は「リーダーを二重にしてPEを巻きつける」方法です。
- リーダーを二重にする
リーダーの先端を20cmほど折り返し、輪を作ります。 - PEラインを通す
作ったリーダーの輪の中に、PEラインを通します。 - PEラインを巻きつける
輪になったリーダー2本を芯にして、PEラインを10回〜15回ほど密に巻きつけていきます。 - PEラインを戻す
巻き終わったら、PEの先端を最初に入れたリーダーの輪に、逆方向から通します。 - 締め込む
ここが最重要です。結び目を水や唾液でしっかり濡らし、ゆっくりと、かつ力強く締め込みます。4本の端糸をバランスよく引くのがコツです。
キングノットを使うべきシーン
- 絶対にバラしたくない大物を狙うとき(デカバスやシーバスなど)。
- FGノットを組む時間はないが、強度は妥協したくないとき。
- PEラインが細く、リーダーへの食い込みが心配なとき。
アドバイス
キングノットは、「締め込み」で決まります。PEラインがリーダーに綺麗に巻きついているか、締め込んだ後に結び目が白っぽくなっていないか(摩擦熱で傷んでいないか)をチェックしてください。
まずは家で何度か練習して、指の感覚で覚えるのがおすすめです。非常に信頼できるノットですよ!

