PEラインとリーダーの結束方法で「10秒」は練習が必要ですが、比較的素早く結べて、なおかつ実用的な強度を持つノットをいくつかご紹介します。
10秒ノットのデメリット
10秒ノットと呼ばれる簡単な結びですが、実際には1分位時間が必要なノットです。
また締め込みが弱い場合はすっぽ抜けする事も多くあり強度20%~50%になります。
すっぽ抜け防止でハーフヒッチを追加する強化版もありますが、時間が多く掛かるのでおすすめできません。
元々はナイロンにリーダーを付けるための「オルブライトノット」を簡単にした結びなので相性が悪いです。
10秒ノットの強化版
「EF10秒ノット」結束時間10秒 強度90%
慣れると10秒で結ぶ事が可能で、強度もSCノットよりも簡単で強いノットです。
早いが強度が弱いノット
3.5ノット 50%
均等に締めこむのがコツで、上手にできれば50% 失敗すれば10%と難しいノットです。
トリプルエイトノット 50%
こちらも均等に締めこむのがコツで、上手にできれば50% 失敗すれば10%と難しいノットです。
もっと強度を出したい場合(30秒〜1分)
10秒は厳しいですが、慣れれば早い「SCノット」「FGノット」もおすすめです。
SCノット 結束時間40秒 強度95%
摩擦系ノットの中では最速。シーバスなど少し大きめの魚を狙うならこちらを覚えるのがベストです。
ただし、リーダーが細糸の場合はすっぽ抜けが多くなります。
ファイヤーノット 結束時間1分30秒 強度80%
強度と速さのバランスが最も優れており、慣れれば素早く結べます。
特徴:
- メリット: FGノットに次ぐ強度があり、コブが小さめ。習得すれば非常に速い。
- デメリット: 最初は少し練習が必要。
簡単な手順(詳細は動画参照がおすすめ!):
- リーダーを二つ折りにして輪を作る。
- PEラインの先端を、リーダーの輪に上から通す。
- PEラインの先端を、リーダーの輪と本線に巻き付ける(上から下へ7~10回程度)。
- 今度は、PEラインの先端を、リーダーの輪と本線に巻き付ける(下から上へ7~10回程度)。
- PEラインの先端を、リーダーの輪に下から通し直す(最初の逆)。
- PEラインの本線、リーダーの本線をそれぞれゆっくりと引っ張り、PEラインの端糸とリーダーの端糸を引っ張りながら全体を締め込んでいく。
- 最後に、唾液などで湿らせながら、ゆっくりと時間をかけてしっかり締め込む。
- 余分な糸をギリギリでカット。
ポイント: 往復で巻き付ける回数を減らせば、さらに早くはなりますが、強度が落ちる可能性があります。PEラインが細い場合は、巻き数を少し多めにすると安心です。
(初心者向け速攻ノット):「電車結び改 (改良電車結び)」
最も簡単に覚えられて、比較的早く結べるノットです。
特徴:
- メリット: 非常に簡単で、すぐに覚えられる。初心者でも速く結べる。
- デメリット: アルバートノットやFGノットに比べると強度は劣る場合がある。コブがやや大きめ。
- 速さ: 10秒台も十分に可能。
簡単な手順(両側をユニノットで結ぶイメージ):
- PEラインとリーダーを重ねて、端をそれぞれ約15cmずつ取る。
- PEライン側で、リーダーにPEラインを4~5回巻き付け、輪の中に通してユニノットを作る。
- 同様に、リーダー側で、PEラインにリーダーを4~5回巻き付け、輪の中に通してユニノットを作る。
- それぞれのユニノットを軽く締める。
- PEラインの本線とリーダーの本線をゆっくり引っ張り、2つのコブを密着させる。
- 最後に、唾液などで湿らせながら、ゆっくりと時間をかけてしっかり締め込む。
- 余分な糸をギリギリでカット。
10秒で結ぶための重要ポイント:
- 練習あるのみ! ぶっつけ本番で10秒は無理です。家で何度も練習しましょう。
- 手を濡らす: 締め込む際は必ず唾液や水で結び目を湿らせてください。摩擦熱による強度低下を防ぎます。
- ゆっくり締め込む: いきなり強く引っ張らず、最初はゆっくりと、徐々に力を加えて締め込んでください。
- 慣れた道具で: 普段使っているハサミやプライヤーなどを使いましょう。
- 動画で確認: 文字だけでは伝わりにくい部分が多いので、「アルバートノット 結び方」や「電車結び改 結び方」で動画サイトを検索して、手順を視覚的に覚えるのが一番の近道です。
「10秒」という目標は高いですが、練習すればこれらのノットは実用的な速度で結べるようになります。頑張ってください!
注意点
- ライトゲーム限定: 10秒で結べるノットは、青物や大物狙いには強度が足りません。
- 締め込み時の注意: PEラインは摩擦熱に弱いので、唾液などで湿らせてからゆっくり締め込んでください。
急いでいる時は「3.5ノット」を試してみてください!





