PEラインとリーダーの結束方法で「10秒」という速さですね!これはかなりの練習が必要ですが、比較的素早く結べて、なおかつ実用的な強度を持つノットをいくつかご紹介します。
残念ながら、最強とされるFGノットやPRノットを10秒で結ぶのは至難の業です。しかし、練習次第で10~20秒程度で結べるようになるノットは存在します。
10秒ノット
オルブライトノット 強度55%
- 太い方のラインで輪を作る
- 太いライン(リーダーなど)を折り返し、10cmほどの輪(ループ)を作ります。
- 細い方のラインを通す
- 細いライン(PEなど)を、先ほど作った輪の中に通します。
- 細いラインを巻き付ける
- 輪に通した細いラインを、太いラインの輪の根元から先端に向かって、2本のラインを束ねるように10回〜15回ほど隙間なく巻き付けます。
- 輪の中に通し戻す
- 巻き終えた細いラインの端を、最初に入れた方向と同じ側から輪の中に通し戻します。(※逆から入れると強度が極端に落ちるので注意)
- 締め込む
- ラインを濡らし(摩擦熱防止)、両端をゆっくり引いて締め込みます。形を整えながら、隙間がないように密に締め上げるのがコツです。
- 余りをカット
- 余分なラインをカットして完成です。
3.5ノット 50%
均等に締めこむのがコツで、上手にできれば50% 失敗すれば10%と難しいノットです。
- 重ねる: PEラインとリーダーを15cmほど並べて重ねる。
- 輪を作る: 重ねた2本の糸で一緒に輪を作る。
- くぐらせる: その輪の中に、2本の端糸を3回〜4回一緒に通す。(※ここが「3.5」の由来)
- 締める: 4本の糸をゆっくり均等に引っ張って締め込む。余分な糸を切れば完成!
トリプルエイトノット 50%
こちらも均等に締めこむのがコツで、上手にできれば50% 失敗すれば10%と難しいノットです。
- 重ねる: PEラインとリーダーを15cmほど並べて重ねる。
- 輪を作る: 重ねた2本の糸で一緒に輪を作る。
- 輪を3~4回ねじる: 輪を3回〜4回ねじってからリーダーとPEの端糸を一緒に通す。
- 締める: 4本の糸をゆっくり均等に引っ張って締め込む。余分な糸を切れば完成!
もっと強度を出したい場合(30秒〜1分)
10秒は厳しいですが、慣れれば早い「SCノット」「FGノット」もおすすめです。
SCノット 70%
摩擦系ノットの中では最速。シーバスなど少し大きめの魚を狙うならこちらを覚えるのがベストです。
ファイヤーノット 80%
強度と速さのバランスが最も優れており、慣れれば素早く結べます。
特徴:
- メリット: FGノットに次ぐ強度があり、コブが小さめ。習得すれば非常に速い。
- デメリット: 最初は少し練習が必要。
簡単な手順(詳細は動画参照がおすすめ!):
- リーダーを二つ折りにして輪を作る。
- PEラインの先端を、リーダーの輪に上から通す。
- PEラインの先端を、リーダーの輪と本線に巻き付ける(上から下へ7~10回程度)。
- 今度は、PEラインの先端を、リーダーの輪と本線に巻き付ける(下から上へ7~10回程度)。
- PEラインの先端を、リーダーの輪に下から通し直す(最初の逆)。
- PEラインの本線、リーダーの本線をそれぞれゆっくりと引っ張り、PEラインの端糸とリーダーの端糸を引っ張りながら全体を締め込んでいく。
- 最後に、唾液などで湿らせながら、ゆっくりと時間をかけてしっかり締め込む。
- 余分な糸をギリギリでカット。
ポイント: 往復で巻き付ける回数を減らせば、さらに早くはなりますが、強度が落ちる可能性があります。PEラインが細い場合は、巻き数を少し多めにすると安心です。
(初心者向け速攻ノット):「電車結び改 (改良電車結び)」
最も簡単に覚えられて、比較的早く結べるノットです。
特徴:
- メリット: 非常に簡単で、すぐに覚えられる。初心者でも速く結べる。
- デメリット: アルバートノットやFGノットに比べると強度は劣る場合がある。コブがやや大きめ。
- 速さ: 10秒台も十分に可能。
簡単な手順(両側をユニノットで結ぶイメージ):
- PEラインとリーダーを重ねて、端をそれぞれ約15cmずつ取る。
- PEライン側で、リーダーにPEラインを4~5回巻き付け、輪の中に通してユニノットを作る。
- 同様に、リーダー側で、PEラインにリーダーを4~5回巻き付け、輪の中に通してユニノットを作る。
- それぞれのユニノットを軽く締める。
- PEラインの本線とリーダーの本線をゆっくり引っ張り、2つのコブを密着させる。
- 最後に、唾液などで湿らせながら、ゆっくりと時間をかけてしっかり締め込む。
- 余分な糸をギリギリでカット。
10秒で結ぶための重要ポイント:
- 練習あるのみ! ぶっつけ本番で10秒は無理です。家で何度も練習しましょう。
- 手を濡らす: 締め込む際は必ず唾液や水で結び目を湿らせてください。摩擦熱による強度低下を防ぎます。
- ゆっくり締め込む: いきなり強く引っ張らず、最初はゆっくりと、徐々に力を加えて締め込んでください。
- 慣れた道具で: 普段使っているハサミやプライヤーなどを使いましょう。
- 動画で確認: 文字だけでは伝わりにくい部分が多いので、「アルバートノット 結び方」や「電車結び改 結び方」で動画サイトを検索して、手順を視覚的に覚えるのが一番の近道です。
「10秒」という目標は高いですが、練習すればこれらのノットは実用的な速度で結べるようになります。頑張ってください!
注意点
- ライトゲーム限定: 10秒で結べるノットは、青物や大物狙いには強度が足りません。
- 締め込み時の注意: PEラインは摩擦熱に弱いので、唾液などで湿らせてからゆっくり締め込んでください。
急いでいる時は「3.5ノット」を試してみてください!

