SFノットは、ルアーフィッシングにおいてPEラインとショックリーダーを接続するための代表的な「摩擦系ノット」の一つです。
かつては最強ノットの代名詞でしたが、現在はFGノットの方が主流になりつつあります。しかし、FGノットに手間を加えたノットで非常に高い強度を誇るため、今でも愛用者が多い優れた結び方です。
SFノットの特徴、結び方、メリット・デメリットを詳しく解説します。
1. SFノットの特徴
- 強度: 結束強度が非常に高く、正しく結べば直線強度の80〜90%程度を引き出せます。
- 太さ: 結び目が細いため、ロッドのガイドを通りやすく、キャスト時のトラブルが少ないです。
- 構造: PEラインをリーダーに巻き付ける「編み込み」と、ハーフヒッチによる「ハーフヒッチ(あるいは焼きコブ)」で固定する構造です。
2. SFノットの結び方(手順)
文章では伝わりにくい部分もあるため、以下の流れをイメージしてください。
- 編み込み: PEラインをリーダーに交互に巻き付けていきます(15〜20回程度)。
- ほつれ止め: 編み込みが解けないよう、ユニノットで2回以上結びかるく締めます。
- 本締め: PEの本線と端糸をゆっくり引き、編み込みをリーダーに食い込ませます。
3. メリットとデメリット
メリット
- FGノットより抜けにくい: 最後にユニノットの工程があるため、FGノットで起こりがちな「すっぽ抜け」の不安が少ないです。
- 安定した強度: 初心者でも比較的強度が安定しやすいノットです。
デメリット
- FGノットより少し結び目が大きい: 巻き戻す工程がある分、FGノットよりもわずかに結び目が太くなります(実用上の差はわずかです)。
- 時間がかかる: 電車結びなどの簡単なノットに比べれば時間がかかります。
4. 成功させるコツ
- テンションを維持する: 編み込みの際、PEラインに常にテンションをかけておかないと、緩んで強度が極端に落ちます。
- 締め込み前に湿らせる: 摩擦熱でラインが痛むのを防ぐため、締め込む前に唾液や水で結び目を湿らせてください。
- 編み込み回数: PEの号数が細い場合は多めに(20回以上)、太い場合は少なめ(12〜15回程度)に調整するとバランスが良くなります。
5. FGノットとの違い
- SFノット: 編み込んだ後にユニノットの工程がある。
- FGノット: 編み込んだ後にそのままハーフヒッチで固める。
現在はより細く仕上がるFGノットが人気ですが、「FGノットを練習したけど、どうしてもすっぽ抜けてしまう」という方は、SFノットを試してみることを強くおすすめします。 構造上、SFノットの方が「止まっている感」が強く、安心感があります。
※動画サイトなどで「SFノット 結び方」と検索すると、手の動きが分かりやすく解説されているので、併せて確認してみてください。

