PE0.8号のラインに合わせるショックリーダーの目安は以下の通りです。
標準的な太さ(号数・ポンド)
PE0.8号の強度(約12〜16lb)に合わせて、リーダーも同等か少し下の強度を選ぶのが一般的です。
- 標準: 3号 (12lb)
- 根ズレ重視・大型狙い: 4号 (16lb)
- 根掛が多い場合・感度・食わせ重視: 2.5号 (10lb)
釣種別の推奨リーダー設定
- エギング: 1.75号〜2.5号(2号が最も汎用性が高い)
- シーバス: 3号〜4号(港湾部は3号、磯や障害物周りは4号以上)
- ライトショアジギング: 4号 (16lb) 〜 5号 (20lb)
- テンヤ真鯛・タイラバ: 2.5号〜3号
結束強度が高いノットで結ぶのがおすすめ
PEとリーダーの結束強度が低いノットを使用する場合は、PEとリーダーの結束部分から切れる確率が高くなり水中にリーダーが残るのと、新たに付け直す必要が出てくるので、結束強度が高いノットで結ぶのがおすすめです。
PEとリーダーの結束強度が高いノット
「FGノット」強度が高いが慣れるまで難しい 強度80%~95%
「EF10秒ノット」10秒で結べて強度も高め 強度70%~95%
PEとリーダーの結束強度が低いノット
すっぽ抜けの確率が高く強度も安定しない「トリプルエイトノット」「トリプルサージェンスノット」「10秒ノット(オルブライトノットの簡易版)」
素材の選び方
- フロロカーボン(推奨): 耐摩耗性が高く、根ズレに強い。比重が重いため馴染みが良く、感度も高い。基本的にはこれを選べば間違いありません。
透過率が高いのでナイロンよりも見切られにくくなります。 - ナイロン: しなやかで伸びがあるため、ルアーの動きを損なわせたくない場合や、魚の食い込みを重視する場合(トップウォーターゲームなど)に向いています。
結束強度も高いので結束が苦手な方にもおすすめです。
4. リーダーの長さ
- 基本: 1m 〜 1.5m(矢引〜ヒロ程度)
- 根が荒い場所: 2m 〜 3m
5. 推奨ノット
PEとラインの結束
FGノット: 最も強度が95%と安定し、ガイド抜けも良いためPE0.8号には最適です。
EasyFishingノットver2: 摩擦系ノットでFGノットよりも習得が比較的容易です。外で時間が無い際に結ぶ場合におすすめのノットです。
リーダーとスナップの結束
ドラグ設定の基準値(1/3の原則)
最も一般的かつ信頼性の高い基準は、「ラインシステムの中で最も弱い部分の強度の1/3」に設定することです。
- 基準の考え方: 仮にリーダーの直線強度が20lb(約9kg)で、スナップとの結束強度がその80%(約7.2kg)である場合、この「7.2kg」がシステム全体の限界値となります。その1/3である2.4kgがドラグ設定の適正値となります。
- なぜ1/3なのか: 魚の急激な突っ込みによる衝撃(動荷重)や、ガイドとの摩擦抵抗、ロッドの曲がりによる負荷を考慮すると、静止状態で限界値の1/3程度に設定しておくのが、ラインブレイクを防ぐ最も安全なマージンとされています。
リーダーはPEラインより弱い方が根掛で環境に良い
釣りにおける「リーダーをPEラインよりも弱くする(直線強力を下げる)」セッティングは、根掛かりが発生した際の環境負荷とアングラー側の損失を最小限に抑える上で非常に理にかなっています。
その理由は主に以下の3点に集約されます。
1. 残留ラインによる環境汚染の防止
リーダーの方が弱い場合、根掛かりでラインを切らざるを得ない状況になっても、PEとリーダーの結束部、あるいはルアーとの結び目(ノット)で切れる確率が高くなります。これにより、水中に残されるラインの長さを最短に抑えることができ、海中や河川にプラスチックゴミを放置するリスクを軽減できます。
2. PEラインの高寿命化とコスト削減
もしPEラインの方が弱い、あるいは傷んでいた場合、高価なメインラインが途中で切れてしまい、数十メートル単位でラインを失うことになります。リーダーを一段落とすことで、高価なメインラインを守り、リールの巻き替え頻度を下げることができます。
3. フィールドへの悪影響の最小化
水中に長く残ったラインは、魚や鳥などの野生動物に絡みつく原因になるだけでなく、他のアングラーがそのラインを釣ってしまう「お祭り」を引き起こし、さらなる根掛かりを誘発する悪循環を生みます。リーダーで切れる設定は、そのフィールドの持続可能性を守ることにつながります。
適切な「ノットの強度」と「ラインの強度バランス」を管理することは、釣果を優先するだけでなく、マナーとして環境を守るための重要な技術と言えます。
ノットの結束強度でのリーダーの選び方
ノットによって結束強度が異なるので、それによってリーダーの太さも考える必要があります。
例えば3号 (12lb)のリーダーの場合で、パロマーノットで結んだ場合はおよそ70%の4kgでスナップの結束が切れます。
PEとリーダーの結束でFGノットやEF10秒ノットの場合で80%の結束強度になった場合は、PEとリーダーの結束強度は4.6kg位になり、リーダーとルアーの結束が4kgと弱いのでリーダーが残る可能性が高くなります。
しかし、PEとリーダーの結束強度が弱いノットの場合は、PEとリーダーの結束部分から切れてリーダーが海に残ります。
その為、PEとリーダーの結束強度を上げれない場合は、ラインを細くするかルアーとの結束強度を下げる必要があります。




