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HMノット2の強度 アジング・メバリング・エギングのライトゲーム専用のPEリーダー結び方

HMノット2は、SCノットと同様に「芯(リーダー)にメインラインを巻き付ける」構造を持ちながらおもりの重さでリーダーに食い込ませる事により、より高い結束強度と「すっぽ抜け」に対する絶対的な信頼性を追求したノットです。

特に細いPEラインとフロロカーボンリーダーを組み合わせる際、摩擦系ノットの弱点である「滑り」を構造的に抑え込む工夫が凝らされています。

強度は66%~77%(PE0.6号まで)

ノット部分は1cm以下ではすっぽ抜けが発生しました。1cm以上であれば強度は変わらないようです。
PEが太くなるほど強度が出ず、PE0.8号は結束強度が74%、PE1.5号は結束強度が62%に下がりました。
※おもりを付ける際はおもりが顔や周りに直撃する可能性があり危険を伴います。自己責任でお願い致します。

PE0.2号
直線強度1.8kg
リーダー1号リーダー1.5号
ノット長さ1回目2回目1回目2回目
1cm(洗濯ばさみ)1.2kg1.1kg1.2kg
PE0.3号6lb(2.722kg)
実質強度2.3kg
リーダー1号
4lb(1.81kg)
リーダー1.5号
6lb(2.72kg)
ノット長さ1回目2回目1回目2回目
1cm(洗濯ばさみ)2.0kg2.0kg1.7kg
1cm(2号おもり)1.8kg1.7kg
PE0.6号
直線強度4.5kg
リーダー3号リーダー5号
ノット長さ1回目2回目1回目2回目
1cm(洗濯ばさみ)3.5kg
1cm(2号おもり)3.5kg3.7kg3.6kg
1cm(5号おもり)4.1kg
2cm(洗濯ばさみ)3.4kg3.0kg
2cm(2号おもり)3.5kg3.6kg3.6kg
PE0.8号
直線強度5.8kg
リーダー3号リーダー5号
ノット長さ1回目2回目1回目2回目
1cm(2号おもり)4.2kg4.1kg4.0kg4.1kg
1cm(5号おもり)4.4kg4.4kg
2cm(5号おもり)4.0kg
1cm(10号おもり)3.5kg
PE1.5号10.9kgリーダー5号
1cm(5号おもり)7.0kg6.7kg

1. HMノット2の構造的特徴

HMノット2は、大きく分けて以下の3つのセクションで構成されます。

  • メインの編み込み(摩擦部): リーダーに対してPEを密に巻き付け、摩擦を発生させるセクション。
  • ハーフヒッチの介在: 巻き付けの途中でハーフヒッチを挟み込むことで、PEがリーダーの上で滑るのを物理的にロックします。
  • エンド処理: 最後にPEの本線とリーダーの両方にハーフヒッチを交互に重ね、強固に固定します。

2. 結束手順

  1. ループの作成と巻き付けの開始
    PEラインリーダーに対して巻き付けていきます。この際、20回ほど密に巻き付けます。
  2. 折り返しの巻き付け
    先端まで行ったら、今度は逆方向に、戻りながら20回巻き付けます。
  3. 本線へのハーフヒッチ(仮止め)
    リーダーとPE本線の両方を束ねる形でハーフヒッチを行い、全体の形を整えます。
  4. 締め込み(最重要工程)
    唾液や水で十分に湿らせた後、PE本線、PE端糸、リーダーの3方向から、ゆっくりと、しかし確実にテンションをかけて締め込みます。摩擦部が透明(飴色)に変わるのが理想的な締まり具合です。
  5. エンド処理(交互ハーフヒッチ)
    リーダーとPE本線を一緒に5回程度、ハーフヒッチを上下交互に行います。最後にPE本線のみに数回ハーフヒッチを行い、エンドノット(ハーフヒッチ2回通し等)で仕上げます。

3. メリットとデメリット

項目特徴
メリット抜けにくい: 構造的にリーダーとの摩擦面積が広く、中間ロックがあるため滑りにくい。
ガイド抜け: 結び目が細長く、キャスト時のガイド抵抗が比較的少ない。
デメリット工程の複雑さ: SCノットや10秒ノットに比べ、工程が多く現場での習得・再現に時間がかかる。
締め込みの技術: 均一に力をかけないと、編み込みが重なってしまい強度が安定しない。

4. 実践的なアドバイス

  • テンションの維持: 巻き付けから締め込み完了まで、常にリーダーがピンと張った状態を維持することが、綺麗な仕上がり(=高強度)への近道です。
  • 締め込み時の注意: 急激に引くと摩擦熱でPEが劣化します。じわじわと、摩擦部が収縮していくのを確認しながら力を込めてください。
  • ラインバランス: PE0.3号〜0.6号程度のライトゲームからミドルゲームにおいて、SCノットですっぽ抜けると感じる場合に特に有効な選択肢となります。

HMノット2は現場で素早く結ぶには練習が必要ですが、一度習得すれば非常に強力な武器になります。

PEラインとショックリーダーを結ぶ
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