摩擦系ノットランキング
1位 PRノット 100%
摩擦系の中で安定して強度が高いノットができます。
EFverではノットの長さをFGノットと同じ位短くすることが可能です。
2位 FGノット 結束強度80%~93%
結ぶのは練習が必要ですが、太いPEでも強度が高く、ノットが小さいのでガイド抜けが一番良いノットです。
ハーフヒッチで+5%強度を上げる事が可能です。
3位 EF10秒ノット 結束強度80%~90%(PE1号まで)
当サイト考案の摩擦系ノットです。SCノットよりも簡単ですっぽ抜けず強いノットができます。
PE1.5号位からは結束強度が65%程度になります。
4位 SCノット 結束強度55%~95%(EFverは72%~95%)
人によって強度のバラツキが多いノットです。
リーダーが太い場合は稀に95%出る事があります。
細糸は巻き付け回数を増やさないとすっぽ抜けるデメリットがあります。
PE1.5号位からは結束強度が65%程度になります。
洗濯ばさみを使用するEFverは72%~95%に強度がアップします。
5位 HMノット2 結束強度66%~77%(PE0.6号まで)
遠心力で巻き付けるノットです。
慣れると簡単に高強度で結ぶ事が可能です。
PE0.6号までは結束強度66%~77%可能です。
0.8号以上のPEラインは64%位に強度が低下するので、アジング・メバリング・エギングなどのライトゲーム限定のノットです。
摩擦系ノット 原理
摩擦系ノット(FGノットやPRノットなど)は、主にPEラインとショックリーダーを接続するために用いられる非常に強力な結び方です。
その名の通り、ライン同士の「摩擦」を利用していますが、単にこすれ合っているだけでなく、「締め付けの増幅」という物理的な仕組みが働いています。
1. 摩擦系ノットの基本構造:蛇の抜け殻の原理
摩擦系ノットの原理は、昔ながらの玩具である「ヘビの指どっこ(ペーパーフィンガートラップ)」によく例えられます。
- 編み込み構造: PEラインをリーダーに交互に巻き付けることで、網目状の構造を作ります。
- 張力による収縮: 結び目に強い張力(引っ張る力)がかかると、網目が細長く伸びようとします。このとき、中心にあるリーダーを強く締め付ける力が生まれます。
- 自己増幅: 引っ張れば引っ張るほど締め付けが強くなるため、理論上は「ラインの強度限界まで抜けない」という強さを発揮します。
2. キャプスタン効果(Capstan Effect)
円柱状のものに紐を巻き付けた際、巻き数が増えるほど摩擦力が指数関数的に増大する現象をキャプスタン効果と呼びます。
摩擦系ノットでは、リーダー(円柱)に対してPEラインを何度も巻き付けることで、この効果を最大限に利用しています。
- 数倍の摩擦: わずかな摩擦力でも、何重にも巻き付くことで、最終的にはPEライン自体の強度を上回るほどの保持力に達します。
- 負荷の分散: 特定の一点に負荷が集中せず、広い面積でリーダーを保持するため、ラインへのダメージ(食い込みや熱)が分散されます。
3. ノットを成立させるための重要要素
摩擦系ノットを確実に機能させるには、以下の3つのステップが不可欠です。
- 密な編み込み: 隙間なく綺麗に編み込むことで、リーダーへの接地面積を最大化します。
- ハーフヒッチによる仮止め: 編み込みが解けないよう、PEラインの端をリーダーに固定します。
- 「本締め」による摩擦の固定:
- ここが最も重要です。最後に強い力で締め込むことで、PEラインがリーダーに食い込み、摩擦係数が一気に高まります。
- しっかり締まると、PEラインの色が変わり(半透明化するなど)、リーダーと一体化したような状態になります。
メリットとまとめ
- 強度の保持率: 結束強度が100%に近く、他の結び方(電車結びなど)に比べて圧倒的に強い。
- ガイド抜けの良さ: 結び目(ノット)自体が細く、キャスト時にロッドのガイドに干渉しにくい。
摩擦系ノットは「結ぶ」というより、PEラインという滑りやすい素材をリーダーに「焼き付かせるように食いつかせる」技術と言えます。





