SCノットの結び方と強度 デメリット 抜ける原因

SCノットは、PEラインとリーダーを結束するためのノットの一種で、数あるノットの中でも「簡単で高強度」「ガイド抜けの良さ」を兼ね備えた非常に優れた結び方です。

ショアジギングやオフショアキャスティングなど、太いラインを使い、かつ遠投が必要な釣りに非常に人気があります。

特徴、メリット・デメリット、結び方のコツをまとめました。


1. SCノットの特徴

  • 強度: 結束強度が70%あります。
  • 太さ: 結び目が非常にスリム。ガイドに干渉しにくいため、キャスト時のトラブルが少なく飛距離が出ます。
  • 構造: リーダーをPEラインの輪の中に巻き付けていく摩擦系ノットです。

2. メリットとデメリット

メリット

  • 道具が不要: 指先だけで結べる(ボビンなどの器具が不要)。
  • FGノットより習得が早い: 工程がシンプルで、慣れるとFGノットよりも早く、安定した強度で結べます。
  • 締め込みが確実: 構造上、締め込んだ際にリーダーにPEが食い込みやすく、抜けにくい。

デメリット

  • 慣れが必要: 巻き付ける時のテンション保持に少しコツがいります。
  • 細すぎるラインは不向き: PE0.4号以下のような極細ラインだと、摩擦が効きすぎて締め込み時にラインが切れることがあります。
  • ガイドに引っかかる: 巻き付け部分が大きくなるので、FGノットに比べるとガイドに引っかかりやすくなります。

3. 結び方の手順(概要)

文字での説明は以下の通りですが、YouTubeなどで「SCノット 結び方」と検索して動画を見るのが一番分かりやすいです。

  1. PEの輪を作る: PEラインを二重にして指にかけ、大きな輪を作ります。
  2. リーダーを巻き付ける: その輪の中にリーダーの端を通し、リーダーを軸にしてPEの輪を20回〜30回程度巻き付けていきます。
  3. リーダーを輪に通す: 巻き終わったら、リーダーの先端を最初に作ったPEの輪の中に通します。
  4. 締め込む(最重要): 接点(結び目)を濡らし、PEの本線・リーダーの本線の両方をゆっくり引っ張って締め込みます。この時、リーダーの色が変わるまでしっかり食い込ませるのがポイントです。
  5. ハーフヒッチで仕上げ: 最後にPEの端糸でリーダーの本線に対してハーフヒッチを数回(5〜10回程度)行い、エンドノットで固定して完成です。

4. 失敗しないためのコツ

  • しっかり濡らす: 摩擦熱でPEラインが弱くなるのを防ぐため、締め込む前には必ず唾液や水で濡らしてください。
  • テンションを抜かない: リーダーを巻き付けている間、PEのテンションを一定に保つと綺麗に仕上がります。
  • リーダーの焼きコブ: 不安な場合は、最後にリーダーの端をライターで炙って小さな玉(焼きコブ)を作っておくと、万が一のすっぽ抜け防止になります。

5. SCノットが抜ける対策

SCノットが抜ける場合は、巻き付け回数を増やすか、テンションをかけてPEラインを巻き付ける必要があります。

FGノットとの違い

FGノットは「PEをリーダーに編み込む」のに対し、SCノットは「リーダーをPEの輪の中に巻き込む」という違いがあります。SCノットの方が、「締め込みの力が均一に伝わりやすい」と感じるアングラーが多いようです。

特に、現場で風が強い時などはSCノットの方が素早く結べるため、覚えておくと非常に重宝します。

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