エダス(枝糸)を出すための、強度が高く実戦的な「漁師結び」の手順を解説します。
1. 漁師流:胴付き仕掛け自作
仕掛けを自作する際、最も一般的で強度の高い方法です。道糸に「チチワ(輪)」を作り、そこにハリスを連結します。
- 本線で輪を作る:エダスを出したい位置で、道糸を二重にして大きめの輪を作ります。
- ひねる:輪の根元を指でつまみ、輪全体を5〜7回ほどねじります。
- 輪を通す:ねじった部分のちょうど真ん中に隙間ができるので、そこに輪の先端をくぐらせます。
- 締め込む:輪が抜けないように指や口で保持しながら、両端の本線をゆっくり左右に引いて締め込みます。
- 完成:本線から垂直に輪が立ち上がります。ここにハリスを接続します。
2. 8の字エダス結び(最も簡単だが強度が一番低い)

簡単な方法ですが、強度が40%程度と低くおすすめできません。
- 二重にする:道糸のエダスを出したい箇所を二重に折り返します。
- 8の字を作る:二重にしたまま指にかけ、1回転ひねってから、先端の輪を中に入れます(数字の「8」の形になるように)。
- 締め込む:結び目を濡らしてから、ゆっくりと締め込みます。
きれいに結ぶためのコツ
- 摩擦熱を防ぐ:ラインを締め込むときは、必ず水や唾液で結び目を濡らしてください。乾いたまま締めると摩擦熱で強度が著しく低下します。
- ゆっくり締める:一気に強く引くとラインが縮れてしまいます。形を整えながらじわじわと締め込むのがコツです。
- エダスの向き:結び終わったあと、エダスが下(オモリ側)を向くようにクセをつけると、仕掛けが絡みにくくなります。

