ユカタン・ノット 強度 結び方

ユカタン・ノット(Yucatan Knot)は、主に釣りにおいて、PEライン(道糸)とリーダー(ハリス)を連結する際に使われる、非常に強力で信頼性の高いノットです。

特に、ルアーフィッシングやオフショア(船)での大物狙いでよく使われます。

ユカタン・ノットの特徴

  1. 強度が非常に高い: 正しく結べば、結束強度が100%に近くなるほど強力です。
  2. 結び目がコンパクト: ガイドの通りが良く、キャスト時のトラブルが少ないです。
  3. 比較的覚えやすい: FGノットなどの複雑なノットに比べると、手順がシンプルで習得しやすいのがメリットです。
  4. 摩擦系ノットの一種: リーダーにラインを巻き付けて締め込む構造のため、滑りにくく抜けにくいです。

ユカタン・ノットの結び方(手順)

基本的には「ダブルライン(PEラインを二重にした状態)」に対してリーダーを巻き付けていきます。

  1. PEラインにループを作る:
    PEラインの先端を二重にし(ビミニツイストやダブルラインなど)、ループを作ります。
  2. リーダーを差し込む:
    PEラインで作ったループの中に、リーダーの先端を差し込みます。
  3. リーダーを巻き付ける:
    ループになったPEラインに対して、リーダーを5回〜8回ほど巻き付けていきます。
  4. リーダーを戻す:
    巻き終わったら、リーダーの先端を最初に入れたループの穴に、逆方向から戻します。
  5. 締め込む: ラインを水や唾液で湿らせ(摩擦熱を防ぐため)、PEラインの本線・端糸、リーダーの本線・端糸をゆっくりと均等に締め込んでいきます。
    • ※この時、巻き付いた部分が綺麗に整列するように締めるのがコツです。

使う時のコツと注意点

  • 太いリーダーに向いている:
    ユカタン・ノットは、リーダーが比較的太い場合(ショックリーダーなど)に特にその真価を発揮します。
  • 締め込みが命:
    摩擦系ノット全般に言えることですが、締め込みが甘いとすっぽ抜ける原因になります。最後に強い力でグーッと引き込み、色が少し変わる(透明感が出る)くらいまで締めるのが理想です。
  • PEラインの二重化:
    PEラインを二重にせずにシングルラインで結ぶ方法もありますが、本来の強度を出すためにはダブルライン(ビミニツイスト等で作ったもの)に対して結ぶのが正統派のユカタン・ノットです。

似たノットとの違い

  • オルブライト・ノット: ユカタン・ノットと形が似ていますが、巻き付ける糸が逆(リーダーを折り返してPEを巻き付ける)です。ユカタン・ノットの方が、リーダーがPEに食い込む構造のため、強度がより安定すると言われています。

現場ですぐに結べるようになると、非常に心強い味方になるノットです。

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