最強PEとPEの結び方(PEライン同士継ぎ足し)ランキング
最強PEとPEの結び方(PEライン同士継ぎ足し)はどれか検証テストしてみました。
EF10秒ノット 結束強度68%~82%
洗濯ばさみを使用すると、PEライン継ぎ足しが簡単な結び方で強度が高くなりました。
巻き付けが大変なので洗濯ばさみの回転を利用して15回巻き付けました。
PE0.8号とPE0.8号の結束強度は68%、PE1.5号とPE0.8号の結束では0.8号の直線強度の82%になりました。
FGノット 結束強度60%~77%
ノットアシストかリールのハンドルなどにPEを固定して編み込む方法が結びやすかったです。
PE0.8号とPE0.8号の25回編み込んだ場合の結束強度は60%、PE1.5号とPE0.8号の25回編み込んだ場合の結束では0.8号の直線強度の77%になりました。
SCノット 結束強度56%~74%
PE0.8号とPE0.8号の結束は30回巻き付けだとすっぽ抜けました強度は56%、PE1.5号とPE0.8号の結束では30回巻き付けで0.8号の直線強度の74%になりました。
5回エイトノット 結束強度20%~60%
トリプルエイトノットではすっぽ抜けが多発し、5回エイトノットでは強度がバラつき20%~60%でバラツキがでました。
クインテッドノット 結束強度43%
クインテッドノットでもすっぽ抜けが多発しました。
電車結び 結束強度40%
PE0.8号とPE0.8号の結束はすっぽ抜けました。PE1.5号とPE0.8号の結束では40%の強度がありました。
PEライン 継ぎ足し デメリット
1. 結束部による強度の低下
PEライン同士をノット(結び目)で接続することになるため、その部分が必ず物理的な弱点(ウィークポイント)となります。PEラインは直線強度は非常に高いものの、結節強度は直線強度の60%〜80%程度まで落ち込むことが一般的です。大型魚とのファイトや根掛かりの際に、本来のライン強度を発揮する前に継ぎ目から破断するリスクが高まります。
2. ガイドへの干渉と飛距離の減衰
キャストの際、継ぎ目のノットがロッドのガイドを通過するときに摩擦抵抗が生じます。
- 飛距離の低下: ノットがガイドに当たる衝撃で放出スピードが殺されます。
- ガイドの損傷: 硬いノットが高速でガイドリングを叩き続けることで、ガイドフレームやリングに負担がかかる可能性があります。
3. ライントラブルのリスク増大
リールスプール内にノットが存在することで、放出時や巻き取り時にトラブルが発生しやすくなります。
- バックラッシュ・ぴょん吉: スプール内でノットの膨らみが隣り合うラインを引っ掛けてしまい、まとまってラインが出てしまう現象が起きやすくなります。
- ガイド絡み: ガイドを通過する際のバタつきが原因で、ティップ(穂先)にラインが絡まるトラブルを誘発します。
4. 劣化具合の不一致
「古いライン」に「新しいライン」を継ぎ足す場合、ライン全体の耐久性が不透明になります。
- 先端の新しい部分は丈夫でも、継ぎ目より下の古いラインが紫外線や摩擦で劣化していると、高負荷がかかった際に予期せぬ場所で高切れが発生します。
- ライン全体の交換時期の判断が難しくなり、結果として高価なルアーの紛失や獲りたかった魚を逃す原因になります感。
5. 感度の変化
PEラインの最大の特徴は「低伸度による高感度」ですが、間にノットを挟むことで、水中からの振動伝達にわずかなノイズや減衰が生じることがあります。特に繊細なアタリを取る釣り(アジングやエリアトラウトなど)では、わずかな違和感が釣果に影響します。
6. リールの巻き形状への影響
スプール内に大きなノットがあると、その部分だけラインの層が盛り上がり、均一に巻けなくなることがあります。巻き形状が歪むと、次回のキャスト時のライン放出がスムーズにいかず、さらなるトラブルの引き金となります。
PEライン 継ぎ足し メリット
1. 経済的コストの削減
高価なPEラインを全巻き替え(150m〜300m)するのではなく、先端の消耗した分や高切れで失った分だけを補充するため、大幅にコストを抑えられます。特に、下巻き(ベースとなるライン)がしっかり残っている場合に有効です。
2. リールのスプールエッジへの適正化
PEラインが減ってスプールの溝が深くなると、キャスト時にラインがスプールエッジに接触する抵抗が増え、飛距離が著しく低下します。継ぎ足しによって糸量を適正な位置まで戻すことで、リール本来の遠投性能を維持できます。
3. 高価なラインの有効活用
150m巻きのラインを購入し、100mしか使わなかった場合、残りの50mを捨てるのは非効率です。継ぎ足し技術があれば、余った端糸同士を繋いで下巻きや練習用、あるいは近海用として再利用できます。
4. 現場でのトラブル復旧
釣行中に根掛かりや高切れでメインラインが極端に短くなってしまった場合、予備のラインを継ぎ足すことで釣行を継続できます。予備リールを持っていない状況では最大のメリットとなります。
5. ラインの「裏返し」が可能になる
PEラインは先端数十メートルが最も傷みますが、スプール側の根元は新品に近い状態です。一度別のスプールに巻き取り、前後を入れ替えてから足りない分を継ぎ足す(裏返し)ことで、1本のラインを2倍長持ちさせることができます。
6. 異なる特性の組み合わせ
飛距離を稼ぎたい先端部には細いPE、強度と嵩上げを重視する根元部には少し太めのPE(または安価なPE)といったように、用途に合わせてハイブリッドな構成にカスタマイズできます。
PEライン同士継ぎ足しする場合はドラグ設定も重要
PEラインを継ぎ足しする場合、ドラグ設定は非常に重要です。その主な理由は、継ぎ目(ノット)がライン全体のシステムにおける最も弱い部分となりがちだからです。
以下に、その重要性と考慮すべき点について説明します。
1. ノットの強度が弱点となるため
PEライン同士を継ぎ足す際に使用するノット(摩擦系ノットなど)は、一般的にPEライン本来の直線強度よりも強度が低下します。ノットの種類や結び方にもよりますが、ノットの強度はラインの直線強度の50%から90%程度になることが多いです。
- ドラグを強くしすぎると: ノットの強度を超える力がかかった場合、魚が掛かった瞬間に継ぎ目でラインが破断するリスクが高まります。特に大物とのやり取りでは、このリスクが顕著になります。
- ドラグを適切に設定する: 継ぎ目の強度を考慮した上でドラグを適切に設定することで、ラインシステム全体がスムーズに機能し、ノットの破断を防ぐことができます。
2. ドラグ設定の目安
継ぎ足しを行うPEラインのドラグ設定は、以下の点を考慮して行います。
- ノットの破断強度: 使用するノットの破断強度を把握しておくことが理想的です。
- ラインの最大強度: PEラインの号数から導かれる最大強度ではなく、実測されるノットの強度を目安にします。
- 一般的な目安: 一般的には、PEラインの最大強度の1/3から1/4程度を初期ドラグ設定の目安とすることが多いですが、継ぎ足しの場合は、ノットの破断強度よりも低い値に設定することが重要です。
- 実釣での調整: ロッドの曲がり具合や魚の引きに合わせて、ドラグを微調整するスキルも求められます。
3. その他考慮すべき点
- ノットの選択と練習: 強度が高く、信頼できるノット(例: FGノット、PRノット、EF10秒ノットノットなど)を選択し、確実に結べるように練習することが不可欠です。
- 結び目の状態: 継ぎ目のノットがきちんと締まっているか、毛羽立っていないかなどを釣行前に必ず確認しましょう。
- リーダーとの結束: PEラインとリーダーを結束する場合も同様に、ノットが最も弱点となります。リーダーとラインのバランスも考慮してドラグを設定する必要があります。
継ぎ足しを行う場合は、ノットの信頼性とドラグ設定が釣果に直結するため、これらの点に十分注意することが重要です。
