オルブライトノット(Albright Knot)は、太さや素材が異なる2本のラインを結合するための、非常にポピュラーで信頼性の高い結び方です。
主に「PEラインとショックリーダー」、あるいは「フライラインとバッキングライン」の結束によく使われます。
オルブライトノットの強度
オルブライトノットの強度はナイロンとPEラインで異なります。
ナイロンの結束強度は100%
PEラインが登場する前の時代に使われていたナイロンに、太いリーダーを接続するノットとしてオルブライトノットが使われていました。ビミニツイストでダブルラインにしてからオルブライトノットで結束強度が100%になります。ビミニツイストにしない場合の結束強度は83%でした。
(10秒ノット)PEラインとの結束強度は20%~50%
PEラインとリーダーの場合は、オルブライトノットの簡易版でダブルラインを作らずに接続する「10秒ノット」になります。
PEラインでは摩擦が足りないので、すっぽ抜けや締め込みすぎによる強度低下により20%~50%の弱い結束強度になります。
これで青物を釣るのは難しいと思います。
10秒ノットの改良版「EF10秒ノット」結束強度75%~95%
当サイト考案のノットです。10秒ノットの改良版で10秒ノットよりも早く結べて強度は倍近い強度になりました。SCノットよりも簡単ですっぽ抜けず強いノットができます。
エギング・シーバスや中型までの青物であれば十分な強度になります。
10秒ノット(オルブライトノット)の結び方の手順
- リーダーで輪を作る
太い方のライン(リーダー)を折り返し、10cmほどの輪を作ります。 - 細いラインを通す
細い方のライン(PEなど)を、リーダーで作った輪の中に通します。 - 巻き付ける
通した細いラインを、リーダーの輪の根元から先端に向かって、2本のラインを束ねるように10回〜15回ほど隙間なく巻き付けます。 - 折り返して巻く(改良型の場合)
(より強度を高める場合)先端まで巻いたら、今度は逆方向(輪の根元の方)へ数回巻き戻します。 - 輪から出す
細いラインの先端を、最初に入れた方向と同じ側から輪の中に通して戻します。(※逆から通すと強度が著しく落ちるので注意) - 締め込む
ラインを湿らせ(摩擦熱防止)、ゆっくりと両端を引いて締め込みます。形を整えながら、最後に強く引き締めます。 - 余りをカット
余分な端糸をカットして完成です。
きれいに結ぶコツ
- 重ならないように巻く: 巻き付ける時にラインが重なると、締め込む際に摩擦で強度が落ちたり、結び目が太くなったりします。
- 濡らす: 締め込む前に必ず水や唾液で湿らせてください。摩擦熱によるラインの劣化を防ぎます。
- 向きを確認: 手順5の「入れた方向と同じ側から出す」は非常に重要です。
特徴
- メリット: 慣れれば素早く結べる、異素材同士でも抜けにくい、強度が比較的安定している。
- デメリット: 結び目に太い方のラインの折り返しができるため、FGノットなどに比べるとガイドを通る際に抵抗(摩擦)が生じやすい。
使い分けの目安
- ショアジギングやエギング: 現場ですぐに結び直したい時に便利です。
- オフショア(大物狙い): より強度が求められ、ガイド抜けを重視する場合は「FGノット」が推奨されますが、サブの結び方として覚えておくと役立ちます。
もし図解や動画を見たい場合は、「オルブライトノット 結び方」で検索すると、多くのアウトドア・釣りメーカーが動画を公開しています。


